ガンで死ぬ原因

ガンは癌では死なない

意外なことかもしれませんが、ガンが大きくなることが直接死因になることはあまりありません。

例えば、卵巣癌がめちゃくちゃ大きくなって、腸閉塞になって死を迎えることはあっても、大腸癌自体がデカくなりすぎることは直接的な原因ではないという意味で、「癌は癌では死なない」という名言があります。

 

肺、脳、肝臓などの生きてゆくための重要な臓器でガンが大きくなっていくと、正常な肺や脳の機能を奪い、死ぬ原因となることがあります。

圧倒的に多いガンの死ぬ原因は、悪液質による体重減少・筋肉量減少と栄養状態が悪くなることです。

 

呼吸筋などの生きてゆくための筋肉の減少がすすめば、体に必要な酸素を取り込むことが出来なくなってゆきます。

多くのガン患者の場合、呼吸の機能が一定ラインより下がると生命活動が出来なくなり、死を迎えます。

 

一定ラインを厳密に申し上げることは出来ませんが、呼吸機能が一定ラインより下回ると、橈骨動脈(手首の親指側の動脈)を触診で触れないぐらいの血圧になります。

ここまで血圧が下がると呼吸機能が回復することは少ないでしょう。




固いガンが大きくなると辛い末期症状が出るようになる

ガンは周囲の正常な組織を食いつぶしながら大きくなります。

これが様々な末期ガンの症状の原因となります。

例えば卵巣癌の場合、ガンが骨盤内で大きくなれば、腰の神経を圧迫し痛みを生じます。

大きくなったガンが内蔵にある痛みの受容体を刺激し、痛みを感じます。

骨に転移したら骨を食いつぶし大きくなり、骨の膜には痛みを感じる受容体を刺激し、痛みを生じさせます。

 

肺癌の場合は肺癌が正常な肺を食いつぶしながら大きくなります。正常な肺組織が減ってしまえば、機能が低下し息苦しさを感じます。

癌は固いですので、大きくなるといろいろな臓器を圧迫します。腎臓から膀胱への通り道である尿管を圧迫すればオシッコが出なくなり、腎不全になるかもしれません。

大きな静脈を圧迫すると浮腫の原因になります。

 

肺や肝臓などの重要な臓器で癌が大きくなり、呼吸機能や肝臓の機能が減ってしまえば命に関わります。お腹の中でガン自体が巨大化しても命に関わらない場合が多いのです。

ガンは異常な細胞の塊です。無尽蔵に様々な炎症物質が放出されています。ガンが大きくなると炎症物質の分泌量が増え、体重減少を進行させます。

先ほども述べましたが、これがガンの死因となります。ガンが大きくなるにつれて、筋肉減少速度が加速します。

「癌では死なない」とは癌の原発が大きくなることが直接命に関わるということではなく、正常な臓器機能を奪うこと体重減少・筋肉量減少・悪液質で命を落とすということなのです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

余命に関してもっと知りたい方は、「もっと読んで心を軽くする」という関連記事欄を参考にしてください。その他の終末期の症状などに関しては下にあるカテゴリーを参考にしてください。

スポンサーリンク


 

もっと読んで心を軽くする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください