癌で死ぬ原因〜急変の原因となる腸穿孔

ガンは比較的ゆっくり症状が進む病気であり、ある程度の痛みもコントロールすることができるため穏やかな最期を迎えるケースが多いのですが、腸に穴が開いてしまった場合は少し違います。

 

大腸に穴が開くと

腸に穴が開くと、便が腸から漏れ出すと強い痛みが生じます。

腹筋がカチカチになるぐらいの痛みなので、かなりの痛みでしょう。

大腸から漏れ出した大腸菌から毒素が体中にばら撒かれます。大腸菌が作り出す毒素は全身性の炎症を引き起こし、血圧が下がり、肺機能を低下させ息苦しさが強くなります。

 

体力のある方であれば、手術で穴の開いた部分を修復することもありますが、末期のガン患者の場合、手術や麻酔それ自体が命取りになるので手術は出来ないことが多く、痛みをとるなどの治療を行い、見守るほかありません。

 

穴の大きさにもよりますが、大腸に穴が開くと、数日のうちにお別れとなるでしょう。

腸に穴が開くと痛みが強いため、モルヒネなどの麻薬性鎮痛薬を適切に使用することで、痛みを和らげることは出来ます。

しかし、痛みが強いため相当量のモルヒネを使用することとなり、意識レベルが低下してしまう場合もあります。

 

痛みが強すぎて痛みのコントロールができず、意識を失うまで痛がるケースもあります。

今まで元気に過ごしていたとしても、腸穿孔や出血などの突然のイベントにより最期を迎えるというケースは多くはありません。

しかし、突然痛みが強くなり、最期を迎える場合もありうるのです。







ガンの終末期となると、さまざまな原因が重なってくるため、はっきりした原因が分らず、死を迎えることもあります。

 

「昨日まで話がちゃんとできていたのに」ということはあり得るのです。

多くのガン患者は穏やかに家族に囲まれながら安らかに逝くことが圧倒的に多いことは強調しておきます。

 
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

最期の迎え方に関してもっと知りたい方は、「もっと読んで心を軽くする」という関連記事欄を参考にしてください。その他の余命や終末期の症状などに関しては下にあるカテゴリーを参考にしてください。

 

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