余命一ヶ月前に片付けておきたいこと

余命が一ヶ月以上あればしておきたいこと

癌の末期は最期の一ヶ月に入るまでは頭はしっかりしています。

残された時間に限りがあると考えるなら、頭がしっかりしているうちに決めておいたほうがいいことがあります。

 

余命が2〜3ヶ月になると階段を登ったり、長く歩いたり、買い物に行くことも辛く感じるようになります。

体力が落ちてゆくことに合わせ、長いこと考えることも苦痛に感じることでしょう。

その頃になったら、身の回りの重要な問題を片付けていく必要があります。

 

具体的には、余命が一ヶ月に入る前に、「延命治療の有無」「重要書類の整理」「財産の整理」をしておくべきです。残される家族たちに面倒をかけないために大切なことです。

 

がんの患者の1〜2割は容態が急変し,お亡くなりになります。

つまり、余命予測に反し、急に亡くなる方が少なからずいます。元気そうだったのに、急に容態が悪くなりお亡くなる場合があるのです。

余命があと半年ぐらいありそうでも、何が起きるか分からないのがガンです。

 

急に亡くなった方の家族に後から聞いた話ですが、「急に亡くなったので、大事な書類(通帳や土地等の重要な書類)の置き場所か全く分からず、非常に難儀した」と。

この記事では、余命(残された生命期間)が一ヶ月前までにしておくことについて書かせて頂きました。





 

延命治療をするかしないかなどの意思表示をしておくこと

あなたは癌末期になるといよいよ死について考えなくてはならなくなります。

死を迎えたときに延命処置をするかどうかしっかりと主治医に意思表示しておく必要があなたにはあります。

一般的にリビングウィル(生前の意志)といわれるものです。

あなたが意識を失い、死を迎えたとき、心臓マッサージなどの救命処置や、延命処置を行うかどうかをあなたから主治医に意思表示しておくほうがいいでしょう。

 

医師は救急車で運ばれた人を救命する義務があるので意思表示がない場合は末期ガンで死期が近い場合でも、ひとたび救急車で運ばれると心臓マッサージなどの一連の救命処置を医師は行わなくてはならないのです

 

想像してください。

体力が消耗してしまったがん患者の死ぬ間際の人に対し、胸を強く圧迫したり気管内にチューブを入れたりする処置は痛々しいと思いませんか?

 

延命処置の必要・不要の意志を医師に伝えておかなくてはなりません。

多くの方の場合、自然な形に任せるという方がほとんどです。

家族間での意志の確認や紙に書いただけのものでは法的な拘束力がありません。

ちゃんとお医者さんに伝えてくださいね。

 

重要な書類をまとめておく

残された人たちが大変な思いをしないように、預金通帳所有している株土地や家の所有に関する書類などの大切なものを,家族に分かるようにしておきましょう。

家族から病気の本人に、証券の位置や預金通帳のことを確認することは、死んだ後のことについて語ることであり、気が引けるものです。

出来ることなら本人から重要書類をまとめて、分かるようにしておきましょう。

 

もしあなたが家族であれば、本人がまだしっかりしているうちに、重要書類をまとめておくべきです。

お別れしてから、書類を探したりすると、思わぬ時間と手間がかかったりするものです。

場合によっては家族間のトラブルになるケースもあります。要注意です。

 

財産の整理をしておく

財産問題は大変シビアな問題で時間と体力を使います。

財産整理等すると死んでしまうような感じがして、やりたがらない人もいます。

体調が悪くなってからではまとまった時間が取れず、弁護士との面談を出来なくなることもあります。

緩和ケア病棟やホスピスに入院するような体調になってからでは、財産整理は難しいようです。

まだ歩けるうちに税理士や弁護士に相談しておくべきだと思います。

 

財産の整理で1番時間がかかるのは、どれだけ財産があるか正確に算定することです。そして、遺書を作成し、残された家族同士が喧嘩にならないように分配しないといけません。

特に、遺産が多かったり、残されたローンが多い場合、遺産を相続する被相続人が多い場合はトラブルになりやすいので,家族で遺産を調査するのではなく、弁護士や税理士を間に入れて相談しておくべきです。

遺産の分配が等分でなく、優先順位がある場合は自筆の遺書が必要になります。公正証書遺言を作成しておきましょう。

公正証書は役所に保管されますので改ざんが出来ません。

 

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癌末期!どのタイミングで重要な書類を整理するか?

このような法的なことを考えるタイミングとしては、積極的な治療を行わないと決めた時や主治医の先生から緩和ケアを薦められたときが1つのきっかけではないでしょうか。

当然、その前から自分の人生の終わり方についてしっかり考えている人もいます。自分の死と向き合う強い精神力に、感服します。

主治医の先生から治ることが難しいという話をうけたなら、新しい人生を踏み出すためにも、遺言状や重要書類整理、預金通帳の整理などを思い切ってしてみてください。

終末期を前向きに生きるためには、残されてゆく家族の心配を減らすことも大切だと思います。

 

 

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