最期のお別れに向かって、余命予測をして心の準備をしておく

ガンで死ぬ場合、穏やかに逝かれるのか?

ガンはゆっくり進行してゆくので、余命をある程度予測することができます。

末期であっても出血や腸穿孔などの大きなイベントが生じなければ、悪液質の進行とともに生命の終焉を迎えることでしょう。

他の記事でも述べましたが、ガンに侵されている限り突然の出血や予測不能な事態が生じる可能性はあります。

数か月以上余命はあると判断していた人が、突然の消化管からの出血で急に死んでしまうことがあるのです。

辛いことですが、終末期に適切な医療を受けていたとしても、全ての患者が穏やかに死をむかえるとはかぎりません。

 

最期の迎え方」のカテゴリーではいろいろな最期の迎え方の原因について記事を書かせていただきました。

ガンによる死が穏やかであるといわれる反面、突然の別れになってしまうことがあるということを強調しておりますが、多くの方は穏やかに臨終を迎えます。

我々周囲の人間がができることは、「筋力が低下してゆく患者の支えとなること」と「突然の別れとなってしまうことの覚悟」をすることだろうと考えております。






筋力が弱まってゆく患者の支えとなる

筋力が弱まることで様々な活動や日常生活に支障が出てくることでしょう。ガン悪液質による筋力低下はコントロールは難しいとされています。

薬物療法、栄養療法などが考えられていますが、現段階ではコントロールすることより、弱まってゆく筋力に適応するほうが現実的であるというのが私としての見解です。

悪液質による筋力低下によりできなくなったことをできるように、筋力強化のリハビリをしたり、栄養療法をしたり、薬物療法による結果がでるまでには時間的な余裕はありません。

悪液質の進行の速度に私たちの成長速度が追いつかないのです。

じゃあどうするか?できなくなったことを周囲の人(家族、医療関係者)で補うか、工夫するか、あきらめるかの3択です。

自分の足で長い距離を移動できなくなったら、家族に移動を手伝ってもらうか、車いすや杖を使うか、移動を必要最小限に抑えるかってことになりますよね。

家族ができることは、患者の体と心の支えになることだと思います。

 

突然の別れになることに備える

私自身も、ガン患者と会うときは「明日会えるとは限らないので、今日が大切な日になるようにしよう」といつも心にとめています。

病気が進むにつれ、だんだん話をする時間が減ってくると、家族としてもお別れが近づいているという覚悟をするようになります。

まだまだ元気なガン患者の場合、イライラや不安を家族にぶつけてくるため嫌な気分になることも少なくないでしょう。

特に一緒に暮らしている家族の場合、距離感が近く患者自身が言いたいことを言うため、家族の精神的な負担が大きくなりがちです。

ガン患者の不安な気持ちを聴くだけで、家族が鬱鬱とした気持ちになることもあるでしょう。

ガンはいつ急逝してもおかしくないということを毎日心の片隅において、大切な時間を過ごしてほしいのです。

心の準備なく突然家族が失われると、喪失感による深い悲しみから立ち直るために時間がかかってしまいます。

そのためにも、今日が大切な日になるように過ごしてほしいと思うのです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

最期の迎え方について、もっと知りたい方は、「もっと読んで心を軽くする」という関連記事欄を参考にしてください。その他の余命や終末期の症状などに関しては下にあるカテゴリーを参考にしてください。

 

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もっと読んで心を軽くする

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