医者に余命半年(中央値)と言われたら?

中央値

余命予測でよくわからない指標の1つに中央値があります。余命予測をされてもどれぐらい生きるのかイメージがわきにくいかもしれません。

余命は基本的に中央値で表します。

中央値とはたくさんのデータを取り、順番に並べ、真ん中の数値です。

平均値はたくさんのデータを合計し、人数で割った値です。

たとえば「1、2、3、4、5、6、13、15,17、20、35」という11個の数の場合、中央値は6です。平均値は11です。大きな数値と小さな数値にバラツキがあると平均値だと大きな数字に引っ張られてしまいます。

統計学上の数の表示の仕方なのでどちらが優れているとは言えませんが、ガンの場合、余命予測に関しては中央値を使うことが多いです。

 

余命半年(6ヶ月)と言われたら、どのように判断したらいいのでしょう。

半数の人は6ヶ月未満の余命

半数の人は6ヶ月以上の余命

典型的なパターンは3ヶ月から1年の余命

10%のベストケースは1年6ヶ月以上の余命

10%の最悪ケースは1ヶ月の余命

患者に伝えるときどのように伝えたら良いかというKeilyらの文献によると、上記のように伝えたら分かりやすいと述べています。

 

つまり、余命予測をされた場合、半分の人は中央値より長生きし、半分の人は中央値より短く、ほとんどの人は中央値の半分〜2倍の間の余命になります。10%の最良のケースは中央値の3〜4倍、10%の最悪のケースは中央値の1/6になります。

このサイトに書かれている余命の長さについても、同じような理解をしていただければと思います。

ざっくりとした説明ですが、ご理解いただけたと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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参考
Kiely, Belinda E., Martin HN Tattersall, and Martin R. Stockler. “Certain death in uncertain time: informing hope by quantifying a best case scenario.” Journal of Clinical Oncology 28.16 (2010): 2802-2804.