だるいときは顔に風をあててみてください

癌が進行してゆけば、いつかはベッド上の生活・寝たきりの生活になります。

自分で体の向きすら変えれず、身の置き所がない感じや、強いだるさ、疲れを感じるようになります。

体力がある時は、だるくても体の向きを変えると、症状が和らぎますが、自分で体の向きを変えられないような状態になると強いだるさを感じてしまうのです。

 

癌関連倦怠感・疲労感

だるさはがん患者のほとんどが感じると言われています。ガンによるだるさ(癌関連全身倦怠感、疲労感)は避けられない症状の1つです。

癌が進行すると、今まで興味があったこと(趣味やお金、性的なこと)などの興味が薄れてきます。睡眠時間を十分とっていても、熟睡感がなくなってきます。

悪液質が進行し、筋力が弱まってくるとちょっとした距離の移動でも息が切れるようになります。さらに悪液質が進行すれば、服を着たり脱いだりする動作でさえも辛くなります。

さらに進行すれば、何もしなくてもだるさを感じるようになってしまいます。

 

だるさに対する治療法

まだ体の向きを自分自身で変えれる状態であれば、ステロイドによる薬物療法、軽い運動、睡眠療法、栄養療法、気晴らしなど様々なアプローチがあります。

寝たきりになり、何もしなくても強い疲労感、倦怠感を感じる場合にフットマッサージやハンドマッサージは治療困難な倦怠感を和らげる効果があり、推奨しています。

 

「顔に風邪を当てる」と少しだるさが和らぐ場合があります。まどを空けて、風が顔に当たるだけでも、効果があります。

うちわ(団扇)で優しくあおいであげると表情がグーンと良くなる場合があります。

扇風機を使って顔に当ててもいいでしょう。病室であれば、小型の卓上扇風機が使い勝手が良いと思います。充電式の扇風機であればコードが邪魔になりません。

卓上の扇風機は気持ちのいい風を作ってくれません。私見ですが、羽が大きい扇風機の方が風が柔らかく優しい風のような気がしています。

だるさ対策には弱い風で十分効果があります。強い風は体が冷え、体力を奪うのでよくありません。

 

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参考文献
日本緩和医療学会 PEACE プロジェクト
トワイクロス先生のがん患者の症状マネージメント第 2 版