骨転移による病的骨折について

枯れ木

骨転移や病的骨折による激痛

骨への転移はある程度大きくならないと痛みを生じません。しかし大きくなり、骨からガンが顔を出し、骨膜を刺激するようになると強い痛みを発するようになります。

骨転移の痛みの特徴は、動かさないといたくないけど、少し体を動かしただけでも強い痛みを生じるというものです。体の向きを変えるだけで、骨転移したところに激痛が走ります。

病的骨折になると安静時はいたくないかもしれませんが、動くときに痛みが完全になくなることはありません。動く時の痛みのコントロールはとても難しいようです。




病的骨折

病的骨折は骨転移した場所の骨の正常な組織が減り、骨が弱くなるためぶつけてもいないのに自然に骨が折れてしまった状態です。

ガンの痛みの中でも、病的骨折は非常に強い痛みが生じます。骨転移も痛いですが、骨折はもっと痛いです。

骨折したことがある方はご存知だと思いますが、顔が青ざめ、冷や汗が出るぐらい痛いのが骨折の痛みです。

骨折なので、じっとしていれば痛くないのですが、少し動くだけで強い痛みが生じます。ささいな動作でも痛みが走り、おならをしたり、オシッコをするだけで骨折した部分が痛みます。強い痛みのため精神面をむしばみ、人格の変化が生じることもあります。穏やかだった人が凶暴になったというエピソードも聞いたことがあります。

内臓のガンによる痛みはモルヒネやオキシコドンが効きます。骨転移や病的骨折は動かないと全く痛くないので、体動時の痛みを抑えるだけのモルヒネを飲むと、動かない時は眠気が強くなってしまい、何も出来なくなってしまう場合があり、鎮痛薬の良の調節が難しいようです。

普通の骨折は固定しておくと,自然に骨がくっ付きますが、病的骨折は固定しておくだけでは治りません。正常組織が損なわれているので、治らないのです。

病的骨折を手術で治す方法もあります。治すというより、痛みを取るための手術になります。

悪液質がすすんで体力がない場合は手術に堪えられなかったり、せっかく手術をしても、手術をしたために体力が失われ、余命が短くなる可能性もあります。

脊椎の骨折の場合などは、痛みを取るために手術をするケースが多いようです。

 

骨折した部分をギプスで固定して動かないようにすると、痛みがなくなる場合もあります。

骨折した場所によってはギプスをはめられない場所もあり、固定できないことも多いようです。

結局、出来るだけ骨折した部分を動かさないようにするしかなく、寝たきりになってしまう場合もあります。

体を少し動かすだけで激痛が走るような終末期を過ごしている方もいらっしゃるようです。

 

出来るだけ痛くないような体の向きを探ったり、少しでも痛みを減らせるような工夫をしてゆくしかないのかもしれません。

大きなクッションを使ったり、複数のクッションを使うと、体の向きを上手に固定できるようです。

おおきなクッションを使ったり、電動ベッドをつかいゆっくり体の向きを変えると痛みが減るようです。

 

まとめ

病的骨折は最強のがん性疼痛のひとつ

対処方法しかなく辛い終末期を過ごさざるを得ない場合もある

痛くない体の向きや、出来るだけ痛みが少なく体の向きを変える方法を探る

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

下に関連記事欄がございます。もくじカテゴリーも参考にしてください。

 

スポンサーリンク


 

関連記事