苦しまない終末期はありませんが、苦しみを減らすことは可能です

孤独感

終末期の症状について調べているうちに、このサイトに訪れてくれる方が多くいます。

長く元気に過ごしてほしいという願いと、出来るだけ最後は苦しまないように過ごしてほしいという願いがあるように思います。

無理な治療はせず、最後は穏やかに過ごしてほしいと願う家族は多くいます。ガン患者の大部分は段々状態が悪くなり、しぼむように最後を迎えます。しかし、何割かの患者は治療困難な痛みや苦痛を味わう場合があります。

心に止めておいてほしいことは治療困難な苦痛はそれほど長く続きません。逆を申し上げますと、多くの場合、治療困難な苦痛が現れた時余命は一ヶ月以内である場合が多いです。しかし、骨転移、病的骨折や脳転移は苦痛が長く続く場合があります。



ガンによる身体的な症状

一言でガンと申しましても症状は様々です。ガンの場合、初期症状はありません。ステージ4だと診断されても、ほとんど症状がないという方もいます。

がんはある程度進行した状態でないと、症状が現れにくいのです。

ガンが大きくなってくると、発生した場所に応じた症状が現れます。例えば胃がんであれば、食事が通らなくなるとか、脳腫瘍であれば痙攣、意識障害などです。

どのガンでも生じやすい症状として、痛みや体重減少がありますが、ある程度進行しないと痛みも体重減少も現れません。

身体的な苦痛は、医療によってある程度まではコントロールできます。

苦しみを減らすには?

がん患者は痛みなどの身体的な苦痛だけではなく、精神的な苦痛が重くのしかかってきます。死を覚悟しながら生活しなくてはならず、元気な者たちからは想像できない心の苦痛を感じています。

誰にも分かってもらえない孤独感はガンと診断された患者が誰しも感じる苦痛です。家族がそばにいて、優しい言葉をかけてくれてもヨソヨソしい感じを受けてしまう時もあります。

病気の進行とともに筋力が減り、自分で自分のこと(排泄や移動など)が出来なくなります。他人力を借りないと生活できない時がおとずれ、自分自身に自信がなくなり自分の存在意義に疑問を感じるでしょう。

このような苦痛には「そばにいる」ことが1番の妙薬です。

もし自分の親ががん患者であり、残された時間が少なくなっていると感じたなら、出来る限り顔を出し、空間と時間を共有してください。今更、親と話すことなんて何もないかもしれません。テレビを見ているだけでもいいんです。それだけが、ガンに患う方たちの孤独感、寂しさや空しさを和らげられるのです。

 

家族の方も苦悩している

患者の家族は、大切な人の死が訪れてしまうことを予見し、苦悩してしまうものです。予め、死を予見し悲しむことはとても重要であり、心の準備ができると言われています。

どのような最後を迎えるのか、ガン終末期の症状などについて調べ、このサイトに訪れた方たちは、無意識のうちに大切な人を失ってしまう心の準備をしていると思います。

もうすぐ大切な人を失ってしまうことを悲しみ、涙することを止めてはいけません。自然にまかせ、涙することは悪いことではありません。

ショックを和らげるために、ある程度、お別れの時期を正確に知っておいてください。感情描出は適切な時期に行う方が大きな衝撃を軽くできます。

このサイトに訪れた方たちが、ガンの最後の迎え方、死に方について知識を深め、死別という大きな衝撃が少しでも軽くなればと願っています。

 

苦しまない最後はありません。

このサイトに書いてあるガン末期の症状が現れてしまうかもしれません。このサイトに訪れた方のコメント欄に具体的な最後の迎え方が書いてあり恐ろしくなったというコメントを頂いたことがあります。

どのように死んでゆくかを知ることに恐怖するのは当然の心の反応です。しかし、目を背けては本当のお別れが訪れたとき後悔したり、強い喪失感のため深い悲しみから長い間抜け出せない場合があります。

どのような時期にどんな症状が現れるのかを知り、心の準備をして、落ち着いて対応して対応していただければ、患者も家族も苦しみが少ない選択をしていただけるのではないでしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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