咳き込む音が小さくなってませんか?ちょっと注意が必要かも

咳は肺ガンなど横隔膜より上で発症する癌によく見られる症状です

咳は異物が肺に入らないようにしたり、気管に溜まった痰などを吐き出すための反応です。

 

少しでも気管内で出血すると気管を刺激し咳が出ます。気管はわずかな水などが入っただけでも、もかなり強い咳がでます。

 

間違って気管内に飲み物が入ったことがありませんか?その時咳が凄く激しかったのではないでしょうか?

 

いわゆる「むせる」という咳です。血液は刺激があるので、飲み物同様に強い咳が出ます。肺ガンは癌から出血することがあります。

 

肺癌から出血が止まらないとすると、咳が止まらず、かなり体力を消耗すると思いませんか?

 

元気な人でも風邪を引いて、しばらく咳が続くととても疲れたという経験があると思います。

 

癌になり、筋肉が衰え、体力も減っている状態で気道への出血が長く続けば、消耗するのは想像に容易いと思います。

 

気道への刺激が長く続くと、気道の過敏性が上がります。風邪の治りかけで咳が止まらないのは過敏性が上がっているからです。

 

ちょっとしたことで咳が出るようになり、血液だけでなく水などがちょっと入っただけでも強い咳が長く続くようになるんです。

 

肺ガンの場合、微量の出血により強い咳で苦しむ場合があります。また、癌自体が気道を刺激して、咳が出ることもあります。

 






最期の一ヶ月は逆に咳が弱まる

最期の一ヶ月にはいると、筋力が低下するため、強い咳をすることが出来なくなります。

 

コフコフという貧弱な咳しか出せなくなるんです。

 

元気な時の咳払いは大きな音が出ますが、元気がなくなるとたくさん息を吐き出せないため音が小さくなります。

 

咳が弱くなり、気管に溜まった分泌物を吐き出せなくなると、窒息しやすくなります。

 

気管の中に分泌物がたまると酸素を体に取り込むことが出来なくなり、息苦しさが増悪します。この痰を吐き出そうとすると疲労感が増え、息苦しさを助長します。

 

息苦しいときに咳払いをすると余計に苦しくなるのです。

 

筋力が低下した末期患者の咳では気管内の血液や痰を排出することが出来ない場合があります。

 

咳をしても息苦しさが増すだけという状態になるので、痰をチューブで吸ってもらう必要があります。

 

しかし、痰を除去するための「吸痰」という医療行為はとても苦しい。

 

痰を除去するために、細い管を気管内に入れるのですが、気管内に細いチューブを入れられると咳が誘発され凄く苦しい。

 

痰を除去する行為は窒息を防ぐ医療行為ですが、苦痛を伴うということを知っておいてほしいです。

 

もし、痰を吸ってもらうことが辛いのであれば、断ることも1つの選択肢なのです。

 

咳の原因は治療できるのか?

咳を治すには原因となるものを取り除くのが最良の策です。

 

咳の原因が感染症であれば抗生物質を投与し肺炎を治療すれば咳は止まります。

 

しかし、がんの患者の咳の原因はガンの進行に伴うものであり、原因を除去することはできません。

 

末期症状の1つの咳について説明させていただきました。筋力低下と咳が重なると命に関わることをご理解いただけたと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

悪液質と咳に関する記事だけでなく、ガンの終末期に関わる症状については、下にある「もっと読んで心を軽くする」という関連記事欄がございますので参考にしてください。

 

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