「痩せ」が始まったらどれぐらいの余命がのこされているのか




びっくりするぐらい痩せているときは危険

がん患者の痩せている姿はとても印象的です。

芸能人や有名人でガンを告白し、メチャクチャ痩せてしまっている姿を見て衝撃を受けた覚えがあります。

すごい痩せて普通にコメントしたのに、一ヶ月もしないうちにお亡くなりなった記憶があります。

驚くほど痩せている場合、余命は長くありません。普通に話をすることができたとしても、周囲が驚くほど痩せている場合は、残された時間は長くないです。

ガン末期になればガリガリに痩せている人がほとんどです。

やせが進み、筋肉が減った状態では病気と戦う余力は殆どありません。

体重減少を起こしているという時点である程度ガンが進行しています。

体重が減ってきたので病院に行ったらがんが見つかったという話を聞いたことがあるかもしれません。

体重が減ってきてたんだけど、どれぐらい生きられるのか心配だと思います。

ガンが見つかった時点で、体重減少をしていても、癌腫によっては抗がん剤が効いてガンが小さくなり、また体重が増える場合があります。

また、進行の早い膵臓癌、胃癌、肺癌の場合、体重減少が始まってしまうと、抗がん剤の効果も乏しく、余命は半年以内であることも少なくありません。

 

どれぐらい体重が減れば異常なのか?

ガンの種類によって進行速度が違いますので体重減少だけで余命を予測することは難しいのですが、特別なダイエットもしないのに六ヶ月間で5%の体重減少があり、BMIが20を切るような場合は悪液質と呼ばれる状態になっています。

70kgの体重の人が何もしないのに66.5kgになるなんて普通はありえませんよね。

基本的に私達の体は、体重を維持しようとします。穏やかな生活をしている場合、体重は増えていきます。

特別な運動や食事の変化がない限り、体重は減りません。もし減ってきたら体に異常があるかもしれません。

体重減少
半年で5%の体重減少は異常

体重減少してきたらどれぐらいの余命が残されているのか

体重減少から残されている時間を予測するのはとても難しいです。

体重減少の速度は癌の種類によって違います。一般的に膵臓癌はとても早く進行するため体重減少も速いと言われています。

体重減少は悪液質が原因です。がん細胞から出るサイトカインが原因で痩せます。ガンが大きければ大きいほど体重減少速度は早くなります。

治療を行い、ガンを小さくしたり、取りきってしまえは体重減少はなくなります。

体重が減少は筋力や脂肪が減ってしまった結果です。

他の記事でも記載していますが、生命活動に必要な筋肉の減少は命に関わる問題となります。呼吸するための筋力が減ってしまえば、日常生活に要な量の空気をを取り込むことが出来なくなれば疲労感や息切れが生じます。

呼吸苦や食事ができないなどの症状が出るほど体重減少してしまうような場合、余命は数ヶ月以内もしくは一ヶ月以内でしょう。

体重減少と余命
何も症状のない体重減少から余命を測定することはできません

痩せてきたからと言って、すぐにお別れというわけではありません。体重減少が始まったからと言って、手遅れでもありません。

適切な治療をすることが大切です。

残念ながら、がんの進行が早く、体重減少を抑えられないという方もいます。私達が生きている世界では、治らない病気があります。

そのような不治の病に苦しむ方たちの力になれたらと思い、微力ながらサイトを運営していきます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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