末期患者に好まれるかき氷

ガンが進行してゆくと、食欲がなくなるのは自然の流れです。

はじめは普通に炊いたご飯を飲み込むことが不自由になり、お粥など柔らかい食べ物を好むようになります。

脂っこい食べ物も受け付けなくなり、あっさりとした口当たりの良い者を好むようになります。

最終的には食べたいという気持ちが失われ、食事することが辛くなります。ひとくち食べるだけでお腹がいっぱいになってしまうのです。気持ちが悪くなったり、食べ物を見ただけでも辛い気持ちになってしまう方もいます。

食べれなくなると生きてゆく気力が失われ、自信が失われてしまいます。このような辛さに寄り添うためにも少しでも口に出来る食べ物を探して上げたいところです。

 

食べないといけないとは分かっているけど…

食べれなくなるのは寂しいものです。食欲がなくても何かしら口にしたいと思う人もたくさんいます。

そのような方に是非おすすめしたいのがアイスです。

末期がん患者は冷たい口当たりの食べ物を好むようになり、冷たい水や氷を好みます。アイスは口当たりが冷たく、のど越しが良いため食欲がなくなっても口にすることが出来ます。

ある程度粘性もあるので、誤嚥するリスクも低いでしょう。また少しずつ口にするので大量に誤嚥することは少なく比較的安全な食べ物です。

 

末期がん患者の場合、高級な濃厚アイスクリームより、ヒンヤリ感が得られるかき氷タイプの製品の方が好まれます。ちょっと酸味のあるタイプのアイスは清涼感もあり、気持ちがいいみたいです。

 

ひとくちでも口にできる食べ物を探すことは本人だけでなく,周囲の人も救われます。食べれなかった患者が、少しでもアイスを口にする姿を見ただけで、家族の気持ちは救われます。

 

アイスと言えど、無理に食べさせることは止めてください。苦痛が強くなってしまうだけです。

 
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

終末期、緩和ケア、死生観の研究をしてます。終末期を穏やかに過ごすためには医療サイドと家族サイドの見解の一致が不可欠です。死への知識を深め、家族の力をアップさせることが終末期の苦痛を減らす大きな要素だと信じております。