悪臭対策にオゾン発生装置に期待しすぎないこと




悪臭対策の記事にオゾン発生装置について書かせていただきましたが、オゾン発生装置だけでは匂いは消えないという意見がありましたので追加の記事です。

悪臭対策の重要な点は2つ。臭いを出さないこと、換気することです。

ペットを飼っている方のはよく知っていると思いますが、ペットの匂い対策で最も重要なことは排泄物を出来るだけ片付けることですよね。

臭い匂い対策

  • 匂いの分子を出さないことが1番の匂い対策です。
  • 臭いを消すには空気を入れ替える換気が最も効果的です
  • 追加で、消臭剤や消臭スプレー、オゾン発生装置を使うと匂い分子を減らせます。

匂い対策のおさらい

ガンの壊死組織に嫌気性菌が感染して、非常に臭い匂いが出てしまいます。ガンが空気に触れると腐ってしまうのです。

末期に悪臭を生じやすいガンは口のガン首のガン乳癌子宮のがん直腸癌です。つまり体の中心から離れたところに出来るガンです。

悪臭対策をすれば、羞恥心が守られ、心の辛さが軽減します。匂いは周囲の人を不快にします。匂い対策をすれば、介護しやすくなりますので、悪臭対策は真剣に考えたいところです。

 

オゾン発生装置は大変素晴らしい装置です。しかし、最も効果的な悪臭対策は、換気と傷の清潔と浸出液を拭いた布やティッシュを放置しないことです。

浸出液を拭き取った布は嫌気性菌が感染しやすく、匂いを発します。

蓋のないビニール袋に浸出液を拭き取ったティッシュを入れておくだけではダメです。蓋のあるゴミ箱に捨てれば、匂い分子が放出されにくくなります。こまめに蓋をすることが重要です。

傷の管理は難しいですが、癌組織をこま目に洗い、菌の繁殖を防ぐ軟膏を塗り、嫌気性菌が増えないようにしておきます。

また、匂い分子が部屋にこもらないように、定期的に換気おこないます。最も効果的な消臭は空気の入れ替え・換気です。

以上のことを行い、追加で空気中の匂い分子を化学的に中和する消臭剤とオゾンイオンで分解するオゾン発生装置を使うと効果が上がります。

 

消臭剤

消臭剤や消臭スプレーはコストが安く、数を増やすと効果がアップします。

特に消臭スプレーは一時的な消臭には抜群の効果を発します。トイレの後に使うスプレーを使うと、一時的ですが、匂いが一気に消失します。換気がしにくい環境であれば消臭スプレーや消臭剤は用意しておきたいところです。私が現時点で最高だと思う対策の一つは消臭スプレーです。

オゾン発生装置

消臭専用機 も効果的です。しかし、発生しているオゾンに対し、発生する匂い分子の方が多ければ効果は実感しにくいようです。据え置き型の消臭剤は100の匂いをゼロにする魔法の装置ではありません。

オゾン発生装置の効果を最大に引き出すには、創部の処置や浸出液を拭いたティッシュを放置しないなどの対策を行うべきです。

匂いの発生源のコントロールが第一です。

オゾン発生装置だけでは匂いは消えません。いろいろな対策の1つとして認識していただければと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。