癌で死ぬ原因〜ガンは急な出血・下血が起きる事がある

呼吸状態の悪化以外の死ぬ原因としては出血があります。

大量の出血で死を迎える場合、急激に臨終に向かってゆくケースがあることも知っておいてください。

呼吸機能低下の場合、ゆっくりと臨終に向かってゆきますが、大量出血は突然生じ、短時間で臨終を迎えることになります。

 

急激な出血

ガンがどんどん大きくなり、動脈や静脈に浸潤(食い込む)と出血のリスクが高まります。

動脈の壁は丈夫なゴムのような組織であるが、ガンの浸潤により、ガンのもろく硬い組織に代わると出血しやすくなるのです。

 

また癌により周囲の組織がもろく固くなっているため出血は止まりにくく、大きな動脈が傷つくと大量出血につながることになるのです。

お腹のガンの場合、出血したとしても止血することは難しく、予防することも難しいので出血しないことを願うほかありません。

 

首回りのガン(喉頭がん、咽頭癌など)も首にある大切な血管を破ってしまうことがあり、急な出血を生じることがあります。

脳転移が出血することもあり、その時は片方の手足が動かなくなり、急激に昏睡になります。

次は多量の下血(血便)の場合をお話します。




大出血(下血)したときの症状は?

ガン末期患者が大出血(下血、吐血)した時の状態について話ししたいと思います。

意外なことかもしれませんが、大きな出血した初期段階のときは受け答えがしっかり出来ることが多いのです。

バケツいっぱいの血便をした後でも、痛みますかと 質問しても「全然大丈夫です。痛みまったくありませんし、苦しくもないです。」と答えることが多いのです。

大量出血しても重要な臓器へ血液を集める機能が備わっているからなのです。大量出血したとしても頭へ血液を運ぶので意識はハッキリしているのです。

 

しかし、出血が止まらないと、だんだん意識が薄れ、昏睡となり、眠るように死を迎えることになるでしょう。

臨終直前の大量血便で共通しているのは、どの患者も血便が出たばかりのときは痛くないし苦しさも強くありません。

だんだん意識が薄れてゆき、数時間から半日のうちに眠るように死んでゆきます。

 

吐血(胃からの出血)の場合もおおむね同じような経過です。

大量の吐血をしたときも痛みを訴えず、意外にも、息苦しさもないことが多いようです。

 

腹腔内出血

しかし、同じ出血でも腸管内ではなく、腸管に穴が空き、腹腔内に出血すると血液が刺激となり、腹部に激痛を生じます腹腔内への出血は意識がうすれるまで悶絶し続ける方もいるようです。

非常に不幸な最後の迎え方ですが、こういうケースもありえるということです。




脳内出血

脳の転移巣が出血すると、脳内出血となります。脳内出血を生じると、半身麻痺になったり、意識状態が急激に悪化してしまいます。

 

がん患者の場合、血を止める力が弱くなっている場合も多く、脳出血は致命的になることが多い。

すべての固形ガンは大量出血で容態が急変する可能性があります。

 

常に急変するかもしれないということを心の片隅に置いておく必要があるということを知っておいてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

最期の迎え方に関してもっと知りたい方は、「もっと読んで心を軽くする」という関連記事欄を参考にしてください。その他の余命や終末期の症状などに関しては下にあるカテゴリーを参考にしてください。

 

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もっと読んで心を軽くする

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