薬ばっかり頼らないで!もしかしたら息苦しさの原因は不安や寂しさにあるかも
呼吸苦は不安を惹起する 孤独感や死に対する不安が強くなると心が重くなり、わずかな体の変調でも敏感になり強い症状として現れてしまいます。 咳を数回するだけで、もうすぐ死ぬのではないかとか、肺のガンが大きくなっているのではな…
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呼吸苦は不安を惹起する 孤独感や死に対する不安が強くなると心が重くなり、わずかな体の変調でも敏感になり強い症状として現れてしまいます。 咳を数回するだけで、もうすぐ死ぬのではないかとか、肺のガンが大きくなっているのではな…
正常な体でも吸いたいと期待している量を吸うことができなかったり、吐きたいと期待する量を吐くことができないと息苦しさを感じ、努力して呼吸をしようとします。 密着度の高いマスクをすると体に酸素は十分取り込まれていても、苦しく…
息が苦しい?その症状は我慢する必要はないかもしれません もし、ご飯が食べれる状態なのに、息が苦しかったり、何もしていないのに息が苦しいのであれば、適切な量のモルヒネを投与されていないかも知れません。 一般的にガンが進行す…
ガンの痛みはモルヒネ、オキシコドン、フェンタニルなどのオピオイドを使用すること日常生活に支障がないレベルまで取り除くことができます。 夜眠れなかった方が眠れるようになります。 痛くて何もする気がなかった人が、本を読み、笑…
ガンになるとどうして痛むのか知っていますか? ガンの症状といえば「痛い」「苦しい」が有名です。痛みは体を守るために必要な生理反応です。 がんの痛みは、正常な生理反応とは異なり、防御的な意味合いはほとんどありません。 ガン…
本来、痛みとは体に何らかの傷害が生じたときや損傷が起きそうなときに生じる防御反応です。痛みの部分に何らかの傷害が生じているサインです。 「痛み」は生きてゆくうえで、とても大切な体の感覚といえます。 腰が痛ければ腰に何らか…
モルヒネは自分らしく過ごすための薬 モルヒネに関してネガティプな認識が多いようです。この記事ではモルヒネの誤解を説くために書かせていただきました。正しく理解することは、患者力を上げ、ガン終末期を自分らしく過ごす力となりま…
麻薬は法律上のネーミング、麻薬性鎮痛薬が薬理的な正確な分類 ガンの痛みに対して、どのような痛み止めを使うのでしょうか? 主な痛み止めには非ステロイド性抗炎症薬といういわゆるバファリンやロキソニンという類の痛み止めと、オピ…
目がしっかり覚めているか? 意識状態は大まかに3段階に分けて考えるのが一般的です。 目は開けているが、ボンヤリしている段階 声をかけるとか体を揺らすとか刺激を与えないと目を開けない段階 目を開けない段階 こ…
意識について 医療現場では目が覚めている程度を「意識状態」と言います。一般的に使われる「意識」とは意味が全く違います。 普段、「意識が低い」というと、考えが足らないとか気合が足らないとか、怠けているという意味で使うことが…
注意力が下がることに注目 意識状態が悪くなると、注意力が下がり、自分のいる場所と時間がわからなくなり、眠くなり、最終的には眠ったままの状態になってゆきます。 体の状態が悪くなっても、しばらくの間は頭の機能は保たれますが衰…
だるさの治療には限界がある 現在の緩和医療は痛みや呼吸困難といった症状はある程度コントロールできるようになっています。 しかし、悪液質が原因の症状のコントロールはいまだできていません。 つまり、悪液質が原因の食欲不振や体…
スピリチアルな辛さは自分が失われる辛さ 「スピリチュアル」とは霊的という意味ですが、霊的という意味をイメージにくいのではないでしょうか?一般的な肉体的な痛み比べスピリチアルな痛みは理解しにくいかもしれません。 痛み(苦痛…
末期症状のだるさについて 元気なときは、「ちょっと今日は疲れた」と思ってもちゃんと睡眠さえとれば疲労感は改善します。 がんが進行すると、眠っても体のだるさが取れにくくなります。逆に、体がだる過ぎて眠れなくなることさえあり…
微かな科学的根拠 もし、筋力低下を抑えることができたら、末期ガンの苦しみは減るのではないかと思いませんか? ガンに夜筋肉の減少を抑える方法があれば知りたいですよね。 心に留めておいていただきたいのですが、極度の痩せから回…
衰えが日常生活に支障が出るのは最後の一ヶ月 ガンになりだんだんと筋力が弱くなることにより生じる不具合を、詳細に説明するお医者さんは少ないのではないでしょうか。 ガンの進行とともに体力が衰えてゆくことを、予め理解しておくた…
まず悪液質を知ってほしい ガンになると痩せることはご存知でしょう。 痩せてきたらガンが進行してきたと感じませんか? ガンのような病気による痩せを「悪液質」と呼びます。「悪液質」という単語は得体の知れない聴きなれない言葉だ…
末期がん患者の多くは痩せ衰えている ご存じかと思いますが、死期が近いガン患者の多くは痩せています。 死期が近いほど、痩せているのです。 悪液質という言葉を聞いたことがないという人もいるでしょう。 このサイトに来たからには…
ガンの死に方をイメージできますか? ガンという病気でどのように死んでゆくのかイメージしてみてください。 多くの方は死ぬまでの過程をイメージができません。みたことがないから当たり前かもしれません。 老衰をイメージしてみてく…
ガンは比較的ゆっくり症状が進む病気です。ある程度の痛みはコントロールできるため穏やかな最期を迎える場合がほとんどです。 しかし10%ぐらいの方は急変してお亡くなりになるといわれています。ひとつに腸に穴が空いてしまった場合…
肝臓や腎臓の機能を奪う ガンが進行し、肝臓の機能や腎臓の機能が低下し、生命機能が破たんする場合があります。肝不全と腎不全による死です。 ガンがだんだんと大きくなり、肝臓をがん細胞が占拠したり、腎臓と膀胱の間の尿管を閉塞す…
ガン全体の10%は予想より早くお別れがくると言われています。いわゆる急変です。 ガンで死ぬ原因のひとつに出血があります。わずかな出血が続き、極度の貧血になりお亡くなりになる場合もありますが、急変するような場合は大量の出血…
ガンによる呼吸の機能の低下 痩せが進み、筋力が減っていけば、呼吸ができなくなり死を迎えるというのは理解しやすいのではないでしょうか。 呼吸は横隔膜と呼吸筋によって行われているので、全身の筋肉が減っていけば呼吸する力も減っ…
ガンは癌では死なない ガンと診断されたとき、恐怖を感じない人はいないのではないでしょうか? 死を直視しなければならないときの、恐れ、無力感は言葉で言い表すことは出来ません。 ちょっと考えてみてください。 なんでがんで死ぬ…
ガンはどのように死の瞬間(臨終)を迎えるのでしょうか? 臨終の最期の瞬間はいったいどんな感じなのでしょうか? 大変恐ろしい思いをしながら死ぬことはあるのでしょうか? この記事では死ぬ感じはどのような感じなのか考察していき…
最期を迎える前に余命一ヶ月の症状を知っておいてほしい ガンでどのように死んでゆくのか誰もが不安を抱えています。 ガン患者の家族であるならどのように臨終を迎えるかを理解し、心の準備をしておきたいところです。 ガンは死病であ…
集中力の低下で残された時間を推測 全身状態が悪化してくると頭の症状が顕在化してきます。つまり、頭の状態(意識状態)を観察するとあとどれぐらいの時間が残されているのかを予測が可能です。 意識状態というと難しそうですが、集中…
終末期の患者にみられる共通した症状 最後の1ヶ月の余命を判断するとき一番重要視する症状は頭の状態(覚醒の程度)と痩せの程度(筋力の低下)です。 この二つの症状はどんな癌でも共通して現れてくる末期の症状です。頭の機能低下は…
どれぐらい生きられるかを予測する大切さ 残された時間を医師に聞くのはハードルが高いですよね。 でも、ガンの終末期を有意義に過ごすために、残された時間の正確な予測は重要。正しく今の状況を把握してはじめて、正しい選択ができる…